【WP】ドメイン切り替えには「Search console」の切り替えも必要だった…

2018年5月21日GoogleGoogle Search Console,ドメインGoogle,Google Search Console,ドメイン

はい~、というわけで「Search Console」の話題です。

先日記事にしたんですが、独自ドメインを取得して新ドメインに切り替えをしたんですよ。新しいアドレスでブログが表示できるようになって、切り替え完了~~!、とか思っていたわけです。しか~~~し…

「Search Console」の「アドレス変更」手続も必要でした!/(^o^)\

ってことですので、今回は「Search Console」の「アドレス変更」をやってみます。

なんのためのアドレス変更?

これをやらなければならない理由ですが、ん~~~~、正直ふわっとしてたりします。_(:3」∠)_

現状、旧アドレスから新アドレスに向けてリダイレクト処理をかけてるので、一応、クロール自体はされていると思うんですが、そもそもの古いサイトを消してしまうとリダイレクトもされなくなるわけで…、そうなると当然検索結果に反映されなくなってしまうからアドレス変更が必要…なんじゃないかなぁ…と(^_^;)

まぁ、他にもサイトの評価引き継ぎだったり、重複コンテンツ対策とかも考えられますが、ともかく「アドレス変更はやっておけ」ってことで…。

それじゃ「Search Console」のアドレスを変更しましょうかね

変更するのに必要な作業は下記。

  • 「Search Console」に新アドレスのプロパティを追加する
  • アドレス変更ツールを使って新アドレスに切り替える

それじゃ~順番にやっつけていきます。

「Search Console」に新アドレスのプロパティを追加する

「Search Console」にログインし「プロパティの追加」を押します。

プロパティの追加
プロパティの追加

新アドレスを入力して「追加」します。

アドレスの入力
アドレスの入力

新アドレスのダッシュボードが表示されれば追加は完了です。

プロパティの追加完了
プロパティの追加完了

アドレス変更ツールを使って新アドレスに切り替える

旧アドレスのプロパティを開きます。

旧アドレスのプロパティを開く
旧アドレスのプロパティを開く

アドレス変更ツールを開きます。

アドレス変更ツールを開く
アドレス変更ツールを開く

アドレス変更に必要なチェックが走ります。

アドレス変更チェックシート
アドレス変更チェックシート

さぁ、ここで躓きました。チェックが通っていません。(;´Д`)ナンナノヨ

「アドレス変更」に必要な条件を確認する

今回は3番目のチェック「確認方法が~~」で引っかかったんですが、一応、1番めのチェックから再確認します。

チェック1-「リストから新しいサイトを選択する」

変更先のアドレス(ドメイン)が選ばれていればOK。

リストに出てこない場合はプロパティ登録されていない可能性があり、その場合はこんな表示になります。

プロパティ登録をしていない場合
プロパティ登録をしていない場合

チェック2-「301リダイレクトが~~」

旧アドレスから新アドレスに向けての301リダイレクトがされていればOK。

リダイレクト設定は前の記事でやっているので参考までにリンクしておきます。

チェック3-「確認方法がまだ~~」

さて、問題の項目です。

まず、チェックが通らない原因なんですが、確認ボタンを押すと…「旧アドレスで所有権の確認ができねーんだけど?( ゚Д゚)y-~~」的なことをグーグル様がおっしゃるわけです。(SS撮り忘れ…)。

所有権の確認ってのは、例えば、グーグル様が個別に発行する識別コードサイトに設置するなどし、それをグーグル様が確認することで所有者と判断すること。

私の場合は、ユーザエージェント文字列と言われる識別コードをブログのヘッダー部分に埋め込んでいたんですが、今回のリダイレクト設定で、ページを開く以前に転送されてしまい識別コードが確認できずNG食らっているようなのです。

チェック2でリダイレクトを検査してるくせに、なんて理不尽な…、と思っても天下のグーグル様には逆らえませんのでなんとか抜け道を探します。

とにかく旧アドレスの「所有権の確認」をできるようにする

結局の所、リダイレクトされてしまっていることが原因なわけですが、リダイレクトを止めると今度はチェック2でNGを喰らいます。

ですので、「所有権の確認」ができるページだけはリダイレクトしないようなルールに変更してみます。

まず「所有権の確認」ができるページを準備する

「所有権の確認」ができるページですが、グーグル様が発行するHTMLファイルを使います。

HTMLファイルは「確認の詳細」から入手可能です。

「所有権の確認」用のHTMLを入手する
「所有権の確認」用のHTMLを入手する

HTMLファイルを入手したら、「確認方法」のページを一旦保留しておきます。

HTMLファイルをアップロードする

FTPでアップロードします。

HTMLファイルのアップロード
HTMLファイルのアップロード

「.htaccess」に除外ルールを追加する

旧アドレスの「.htaccess」に除外ルールを追加するアップロードしたHTMLはリダイレクトせず表示させるように除外ルールを1つ追加します。

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_URI} !google5bced56420c83d5b\.html
RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://ushiblo\.wp\.xdomain\.jp/wp-admin/*.*$
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-login\.php*.*$
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-admin/*.*$
RewriteRule ^(.*) https://www.ushiblo.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
# END WordPress

5行目が追加ルールで、アップロードしたファイルが開かれた(リクエストされた)場合はリダイレクトしないようになってます。

下記、赤字部分がアップロードしたファイル名です。

RewriteCond %{REQUEST_URI} !google5bced56420c83d5b\.html

ブラウザで確認してみる

ブラウザからアップロードしたHTMLファイルを開いてみます。

http://<旧ドメイン>/<HTMLファイル名>

HTMLをブラウザから確認
HTMLをブラウザから確認

リダイレクトされちゃう(新ドメインになっちゃう)ときはブラウザのシークレットモードで試すとうまくいくかもしれません。

ブラウザの機能でリダイレクトに関するキャッシュが悪さするときがあります。

所有権の確認をしてみる

さきほど保留した「Search Console」のページで、「所有権の確認」を実行してみます。

所有権の確認のテスト
所有権の確認のテスト

「確認されました。」と表示されれば成功です。

所有権の確認成功
所有権の確認成功

再び「アドレス変更ツール」を試してみる

旧アドレスで「所有権の確認」できるようにしたし、今度は通るだ…ん?通ってねぇな…(;´Д`)マタカヨ

再びアドレス変更にトライ
再びアドレス変更にトライ

確認ボタンを押して原因を調べると…

「アドレス変更」を実行
「アドレス変更」を実行

そして最後の送信処理をすると…

「アドレス変更」完了!
「アドレス変更」完了!

「アドレス変更」が完了したっていうメッセージも届きます。

完了した旨のメッセージが届く
完了した旨のメッセージが届く

“メッセージの引用

http://ushiblo.wp.xdomain.jp/ のウェブマスター様

Search Console のプロパティ http://ushiblo.wp.xdomain.jp/ の所有者から、https://www.ushiblo.com/ のサイトアドレス変更のリクエストがありました。この場合、新しい URL は新しいアドレスでインデックスに登録されるため、Google 検索結果での現在のランキングへの影響を最小限に抑えられます。また、サイトの Google 検索結果はすべて新しいドメインに 180 日間、自動的にリダイレクトされます。なお、元のドメインを参照しているタグやヘッダーなど、サイト内の参照はすべて更新するようお願いいたします。

あとは様子を見ることにします

これで「アドレス変更」の手続きは終わったはずなので、暫くは様子を見たいと思います。

また何かあれば追記します。∠( ゚д゚)/