有料のレンタルサーバを借りてみた その2 ~接続設定~
サーバー借りてみたその2です。
前回は XREA のレンタルサーバーを借りるところまで進めまして、とっとと進めたい気持ちを抑えつつこのブログを書いてます。(*´ω`*)
やっぱり記録残しておかないと後々苦労しそうですしね~。
というわけで、今回は SSH を利用したターミナル接続の設定と FTP の設定を進めようと思います。
XREA アカウントの確認
本題を進める前に、前回作成した XREA のアカウントを確認していきます。
というのも、前回の流れだと XREA にログインするためのパスワードが確認できてませんでした。
たとえ知らなくても Value-domain 経由で XREA のコントロールパネルに入ることはできるんですが、アカウント周りは当然把握しておきたいということで、しっかり確認していきます。
Value-domainにログイン
前回と被る部分もありますが、飛ばすとわからなくなりそうなので順を追って進めます。
まずは Value-domain にログインし、コントロールパネルへアクセスしていきます。
アカウント作成したときに届く「ユーザー登録完了」メールに、「ログインURL」が記載されていますので、これを開きます。
アカウント作成のとき認証してると思いますので、スッとコントロールパネルが表示されるかと思いますが、されない場合は ユーザ名 と パスワードを入力しログインします。
そうしたら、メニューから「サーバー」→「XREA」を選択。
すると XREA のアカウント管理画面が表示されますので、前回作成したアカウントの「新コントロールパネル」を表示します。
ちなみに、XREAのサーバーに関する管理はこのコンパネから色々できるようです。
ここから XREA のコントロールパネル操作になりますが、右上にあるユーザー情報をクリックし、表示されるメニューから「契約情報」を選択。
契約情報のページが表示され、少し下に行くと「サーバーアカウント情報」があります。
XREA アカウントのパスワードはここで確認することができるようです。
SSH接続設定
さてさて、ようやく本題。
少しややこしそうなSSH接続から設定してみます。
SSH接続IP許可
まずは SSH 接続を許可する IPアドレスの登録。
XREA のコントロールパネルから、「サイト設定」→「ツール/セキュリティー」→「SSH接続IP許可」を選択します。
すると、接続中のIPアドレスにSSH接続を許可する旨の表示が出るので、「SSH接続のIPを許可する」をクリック。
これでサーバー側でSSH接続するための準備は出来ました。
Teratermで接続テスト
今度は実際に SSH 接続を試してみます。
私は普段、Teraterm というターミナルエミュレータを使用してますので、このツールで接続テストをしてみます。
接続に必要な情報は先程確認した「契約情報」で確認できます。
ホストには XREA のサーバーを入力します。(○○.xrea.com)
セキュリティ警告がでますが、これは続行。
「ユーザ名」と「パスフレーズ」(それぞれ契約情報にあるアカウントとパスワード)を入力し、認証方式に「プレインパスワード」を選択しOK。
というわけで無事接続できました!
ですが、IPで接続が許可されるスタイルなので、当然ながら、接続するIPが変わっちゃえば再登録が必要となります。
これがちょっと面倒くさそうだったので一つバッチプログラムを作ってみます。
許可IP登録バッチ
作るのは XREA の API を利用し、許可IPをぱぱっと登録できるようなバッチプログラムです。
APIを利用するため、事前に API KEY を発行する必要があります。
API KEY は契約情報から、ページの下の方に発行 KEY を発行するためのボタンがありました。
これで「API KEY 発行」を押せば発行されます。
API KEY は画像の場所に表示されます。
それではバッチプログラム。
@echo off
rem Ip addr check site
set IP_CHK_SITE=inet-ip.info
rem Connection info for xrea
set XREA_SSH_IP_ALLOW_URL=https://api.xrea.com/v1/tool/ssh_ip_allow
set XREA_API_KEY=[API KEYを指定]
set XREA_SRV=[サーバーを指定]
set XREA_ACT=[アカウントを指定]
rem Check global ip
for /f "usebackq" %%i in (curl -s %IP_CHK_SITE%
) do set IP_ADDR=%%i
rem Ip addr registration
curl -s -X POST %XREA_SSH_IP_ALLOW_URL% ^
-d "api_secret_key=%XREA_API_KEY%" ^
-d "account=%XREA_ACT%" ^
-d "server_name=%XREA_SRV%" ^
-d "param[addr]=%IP_ADDR%"
echo.
pause
exit
- 任意のファイル名、拡張子は .bat でファイルを作成(ip_reg2xrea.bat など)
- 作成したファイルに、上のプログラムをまるっとコピペ
- 接続情報(Connection info for xrea の部分)を正しい値に書き換え
- 保存
使い方はバッチファイルを実行するだけ。
実行結果に「{“status_code":200}」が表示されれば正常に登録されている、、、はずです。
一応私の環境では正しく動きましたが、、、まぁ、なかなかのやっつけバッチプログラムですので、あまり期待はしないでください。あと、ご自由に使ってもらって結構ですが、あくまで自己責任で。。。
FTP接続設定
最後にFTP接続の設定。
FTPクライアントって色々あるんですが、SFTP が使えるサーバなので WinSCP を使おうと思います。
FTP/SFTP接続情報 を確認
ツールの設定をする前に、必要な接続情報を確認します。
XREAのFTP接続情報は、「サイト設定」→「FTP設定」から確認できます。
WinSCP の設定
WinSCPに接続情報を突っ込んでいきます。
WinSCP を起動するとログインウィンドウが表示されますので、ここに接続情報を入力していきます。
- 転送プロトコル → SFTP
- ホスト名 → 接続情報のホスト
- ユーザー名 → 接続情報のアカウント
- パスワード → 接続情報のパスワード
ログインのウィンドウで保存を押すと、「セッションの保存名」というウィンドウが表示されます。ここでセッションの保存名(任意)入力し、OKを押すと接続情報が保存されます。
保存したセッションを選び、ログインボタンを押せばログイン処理が実行されます。
初回ログインだと警告が表示されますが、「はい」を押して進めます。
というわけで、無事接続成功しました。
さいごに
今回は、サーバーへ接続するためのSSHとFTPの設定をしました。これでターミナルからサーバーにアクセスしたり、ファイルの送受信ができるようになりましたね。
次回はなにしましょうかね~?
やることはたくさんあるんですが、どれから進めるかまだ決めてないんですよね。ん~~、、、データベースでも作ってみましょうかね~?
そんなわけで、また次回!
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