有料のレンタルサーバを借りてみた その4 ~DB作成~
前回、XREA の無料プランから有料プラン(実際は10日間のお試しプラン)に切り替えをしまして、今回はいよいよデータベースの準備に入ろうと思います。
といっても、XREA にはDBなどのサービスを作るためのツールが用意されていますので、、、多分簡単に作れるんじゃないかなー??(´・ω・)
データベースの作成
さてさて、データーベースを作るわけですが、XREA で使えるデータベースの種類は…
の2種類。
細かい部分での違いはそれぞれありますが、できることは双方それ程違いはありませんので、今回は WordPress では定番な「MySQL」を選択します。
ではいつもの XREA コントロールパネルから作成していきます。
MySQL インスタンスの作成
左側のメニューから「データベース」→「MySQL」を選び、MySQL一覧のページから「データベースの新規作成」をクリックします。
必要な情報を入力し、「データベース新規作成する」をクリックします。
- DB名…データベースのインスタンスでユニークな名前、、、まぁ別に何でも良いが、今回は WordPress 専用なので wp とした
- パスワード…一応複雑な方が良い
- 文字コード…WordPress 専用なので UTF-8 が無難
- メモ…まぁメモです
次のような画面が出れば作成完了らしい。
DB接続情報の確認方法
さて、DBは作れましたが、接続するための情報を確認する必要があります。
接続情報は、MySQL一覧を開き、作ったデータベース(インスタンス)のDB接続情報のアイコン(書類っぽいやつ)をクリックすると表示されます。
で、これが接続情報。DBを使う上で超重要な情報です。
phpMyAdmin のインストール
こんどは phpMyAdmin というツールをインストールします。
これは、WebページからDBを管理できるツールなんですが、あると地味に便利なので使えるようにします。
インストールは MySQL一覧を開き、作ったデータベース(インスタンス)の鍵アイコンをクリックするとインストールページが表示されます。
インストールページが表示されたら「phpMyAdminをインストール」を押すとインストールが開始されるようです。あっ、終わるまで5分ぐらいかかるそうですよ?
インストール終了まで5分ぐらい~、とは書いてありましたが、実際は1分と立たずに終わりました。
phpMyAdminへのログイン
phpMyAdmin のログインで必要となる認証情報を確認していきます。
まずは、Basic認証に必要な情報。
phpMyAdmin のインストールが終わると Basic認証の情報が表示されますが、左側のメニューから「データベース」→「MySQL」→「(作成したサイト名)」のページ中頃にも同じ情報が記載されています。
ところが、、、私の環境で phpMyAdmin を表示したところ、Basic認証は要求されなかったんですよね…。(´・ω・)ナンダロウネ?
ちなみに、Basic認証を要求された場合は、次のような入力欄が表示されるので、ここで「ユーザー名」と「パスワード」を入れ認証します。(画像はXREA公式から拝借しました)
続いて phpMyAdmin にログインするんですが、ログインページは phpMyAdmin をインストールしたときと同様に MySQL 一覧を表示し、作成したデータベース(インスタンス)の鍵アイコンをクリックすると、先程と異なり今度はログインページが表示されます。
さて、phpMyAdmin に入力する「ユーザー名」と「パスワード」ですが、これはデータベースの認証情報になり、前述した「DB接続情報」から確認できます。
ログインに成功すると次の様がページが表示されます。
データベースに関する操作は、このページから色々できます。
A5:SQL Mk-2 の設定
ついでに A5:SQL Mk-2 というSQL開発ツールがあるんですが、データベースを操作するにはすごく便利なツールなんです。matsubaraさんという方が開発しているんですが、リンク先で配布されていますので、これも合わせて設定します。
ダウンロード~インストールに関しては割愛。詳しく説明を書き出すとキリがないので、接続するための要点だけまとめます。
データベースへの接続設定
A5を起動したら、メニューから「データベース」→「データベースの追加と削除」を選択。
XREAで作成したデータベースを新たに追加したいので、追加を選択。
接続先データベースの種類を選択できるので、「MySQL」を選択。
基本タブの設定。
DB接続情報を参考に情報を入力。
SSH2トンネルタブ。
トンネルは、SSHでサーバに接続して、それを踏み台にDBに接続する方式です。ここの情報は「契約情報」の「サーバーアカウント情報」を参考に入力します。
すべての情報を入力したら、テスト接続。
初回接続は次の画面が表示されますので、受け入れます。
接続成功!
A5上で管理するための接続情報の名称を入力します(任意の名前、初期値でも問題なし)。
これで接続設定は完了。
A5 を使ったDBの操作
画面左側にあるツリーから、作成したデータベース名(インスタンス)をダブルクリックすると、データベースへのログインウィンドウが表示されますので、先程登録した認証情報が正しく入力されていることを確認し接続!
接続に成功すると、データーベースのアイコンがカラフルになり、ツリーがぺろっと展開されます。
SQLも実行してみます。
メニューの「ファイル」→「新規」→「SQL」からクエリー作成できます。
他にもDBオブジェクトが操作できたり、ER図なんかも扱えるので、DB操作に関してはこのツールがあるだけで相当効率的になります。
さいごに
今回はXREAのレンタルサーバー上にデータベースを作ってみましたが、管理ツールからサクッと作れちゃうので非常に楽でしたね~。
ただ、データベースへの接続にはサーバの認証情報とは異なる認証情報が必要だったり、使い慣れないと躓きやすい箇所ではあるんですよね。
あと、ついでに紹介した A5 なんですが、MySQL だけじゃなく Oracle や PostgreSQL など色々なDBで利用できるので、使い方覚えると相当便利です。
といったところで、今回は(´・ω・`)オワリ
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