有料のレンタルサーバを借りてみた その4 ~DB作成~

2020年7月11日サーバ借りてみたシリーズA5,MySQL,XREA,レンタルサーバーサーバ借りてみたシリーズ,A5,MySQL,XREA,レンタルサーバー

前回、XREA の無料プランから有料プラン(実際は10日間のお試しプラン)に切り替えをしまして、今回はいよいよデータベースの準備に入ろうと思います。

といっても、XREA にはDBなどのサービスを作るためのツールが用意されていますので、、、多分簡単に作れるんじゃないかなー??(´・ω・)

データベースの作成

バナー - データベース作成

さてさて、データーベースを作るわけですが、XREA で使えるデータベースの種類は…

の2種類。

細かい部分での違いはそれぞれありますが、できることは双方それ程違いはありませんので、今回は WordPress では定番な「MySQL」を選択します。

ではいつもの XREA コントロールパネルから作成していきます。

MySQL インスタンスの作成

左側のメニューから「データベース」→「MySQL」を選び、MySQL一覧のページから「データベースの新規作成」をクリックします。

MySQL一覧
MySQL一覧

必要な情報を入力し、「データベース新規作成する」をクリックします。

  • DB名…データベースのインスタンスでユニークな名前、、、まぁ別に何でも良いが、今回は WordPress 専用なので wp とした
  • パスワード…一応複雑な方が良い
  • 文字コード…WordPress 専用なので UTF-8 が無難
  • メモ…まぁメモです
データベースの新規作成
データベースの新規作成

次のような画面が出れば作成完了らしい。

データベース作成完了
データベース作成完了

DB接続情報の確認方法

さて、DBは作れましたが、接続するための情報を確認する必要があります。

接続情報は、MySQL一覧を開き、作ったデータベース(インスタンス)のDB接続情報のアイコン(書類っぽいやつ)をクリックすると表示されます。

DB接続情報の確認方法
DB接続情報の確認方法

で、これが接続情報。DBを使う上で超重要な情報です

DB接続情報
DB接続情報

phpMyAdmin のインストール

こんどは phpMyAdmin というツールをインストールします。

これは、WebページからDBを管理できるツールなんですが、あると地味に便利なので使えるようにします。

インストールは MySQL一覧を開き、作ったデータベース(インスタンス)の鍵アイコンをクリックするとインストールページが表示されます。

phpMyAdminのインストール方法
phpMyAdminのインストール方法

インストールページが表示されたら「phpMyAdminをインストール」を押すとインストールが開始されるようです。あっ、終わるまで5分ぐらいかかるそうですよ?

phpMyAdminのインストール
phpMyAdminのインストール
phpMyAdminインストールの確認
phpMyAdminインストールの確認
phpMyAdminのインストール成功
phpMyAdminのインストール成功

インストール終了まで5分ぐらい~、とは書いてありましたが、実際は1分と立たずに終わりました。

phpMyAdminへのログイン

phpMyAdmin のログインで必要となる認証情報を確認していきます。

まずは、Basic認証に必要な情報。

phpMyAdmin のインストールが終わると Basic認証の情報が表示されますが、左側のメニューから「データベース」→「MySQL」→「(作成したサイト名)」のページ中頃にも同じ情報が記載されています。

phpMyAdminのBasic認証情報
phpMyAdminのBasic認証情報

ところが、、、私の環境で phpMyAdmin を表示したところ、Basic認証は要求されなかったんですよね…。(´・ω・)ナンダロウネ?

ちなみに、Basic認証を要求された場合は、次のような入力欄が表示されるので、ここで「ユーザー名」と「パスワード」を入れ認証します。(画像はXREA公式から拝借しました)

Basic認証のサンプル
Basic認証のサンプル

続いて phpMyAdmin にログインするんですが、ログインページは phpMyAdmin をインストールしたときと同様に MySQL 一覧を表示し、作成したデータベース(インスタンス)の鍵アイコンをクリックすると、先程と異なり今度はログインページが表示されます

phpMyAdminのインストール方法
phpMyAdminのインストール方法
phpMyAdminログインページ
phpMyAdminログインページ

さて、phpMyAdmin に入力する「ユーザー名」と「パスワード」ですが、これはデータベースの認証情報になり、前述した「DB接続情報」から確認できます

ログインに成功すると次の様がページが表示されます。

phpMyAdmin
phpMyAdmin

データベースに関する操作は、このページから色々できます。

A5:SQL Mk-2 の設定

ついでに A5:SQL Mk-2 というSQL開発ツールがあるんですが、データベースを操作するにはすごく便利なツールなんです。matsubaraさんという方が開発しているんですが、リンク先で配布されていますので、これも合わせて設定します。

ダウンロード~インストールに関しては割愛。詳しく説明を書き出すとキリがないので、接続するための要点だけまとめます。

データベースへの接続設定

A5を起動したら、メニューから「データベース」→「データベースの追加と削除」を選択

A5 - データベースの追加
A5 – データベースの追加

XREAで作成したデータベースを新たに追加したいので、追加を選択

A5 - データベースの追加と削除
A5 – データベースの追加と削除

接続先データベースの種類を選択できるので、「MySQL」を選択

A5 - 追加するデータベースの接続タイプを選択
A5 – 追加するデータベースの接続タイプを選択

基本タブの設定。

DB接続情報を参考に情報を入力

A5 - データベースの内容を登録 [基本]
A5 – データベースの内容を登録 [基本]

SSH2トンネルタブ。

トンネルは、SSHでサーバに接続して、それを踏み台にDBに接続する方式です。ここの情報は「契約情報」の「サーバーアカウント情報」を参考に入力します

A5 - データベースの内容を登録 [SSH2トンネル]
A5 – データベースの内容を登録 [SSH2トンネル]

すべての情報を入力したら、テスト接続

A5 - テスト接続
A5 – テスト接続

初回接続は次の画面が表示されますので、受け入れます

A5 - ホストキーの受け入れ
A5 – ホストキーの受け入れ

接続成功!

A5 - 接続成功
A5 – 接続成功

A5上で管理するための接続情報の名称を入力します(任意の名前、初期値でも問題なし)。

A5 - データベースの別名を入力
A5 – データベースの別名を入力

これで接続設定は完了

A5 - 接続設定完了
A5 – 接続設定完了

A5 を使ったDBの操作

画面左側にあるツリーから、作成したデータベース名(インスタンス)をダブルクリックすると、データベースへのログインウィンドウが表示されますので、先程登録した認証情報が正しく入力されていることを確認し接続

A5 - データベースへの接続
A5 – データベースへの接続

接続に成功すると、データーベースのアイコンがカラフルになり、ツリーがぺろっと展開されます。

A5 - データベース接続成功
A5 – データベース接続成功

SQLも実行してみます。

メニューの「ファイル」→「新規」→「SQL」からクエリー作成できます。

A5 - SQL実行
A5 – SQL実行

他にもDBオブジェクトが操作できたり、ER図なんかも扱えるので、DB操作に関してはこのツールがあるだけで相当効率的になります。

さいごに

今回はXREAのレンタルサーバー上にデータベースを作ってみましたが、管理ツールからサクッと作れちゃうので非常に楽でしたね~。

ただ、データベースへの接続にはサーバの認証情報とは異なる認証情報が必要だったり、使い慣れないと躓きやすい箇所ではあるんですよね。

あと、ついでに紹介した A5 なんですが、MySQL だけじゃなく Oracle や PostgreSQL など色々なDBで利用できるので、使い方覚えると相当便利です。

といったところで、今回は(´・ω・`)オワリ